愛知学院大学山岳部荒島岳登山
こんにちは。愛知学院大学山岳部3年の高村亮太です。
今回はゴールデンウィーク初日ですが、荒島岳に登って来ました。
我々山岳部は、ゴールデンウィーク合宿として
都市部から離れた、田舎の方の九頭竜湖近くから登りました。
大雑把な時間表としては以下の通りです。
4月26日
15:00 名古屋駅集合
15:30 名古屋駅出発
20:16 下唯野駅到着
22:00 中出ルート駐車場到着
22:15 テント完成!駐車場でテント泊
23:00 就寝
4:00 起床
4:50 中出ルート駐車場出発
7:14 シャクナゲ平で休憩
9:50 荒島岳山頂到達
11:00 シャクナゲ平から30分ほど離れ
たところで休憩
12:10 勝原ルート駐車場到着
12:50 勝原駅到着
14:46 九頭竜線勝原駅出発
16:23 温泉でのんびり&着替え
20:52 名古屋駅解散
(*)この時間表は、ある程度事実に基づいた時間帯
を示しておりますが、実際の時間とは多少の誤差があります。
行動内容
4月26日、実際に登る前日に名古屋駅に集合し、米原、敦賀、越前花堂を経て、JR線で移動しました。
米原駅では人が混み合ってて乗り換えがスムーズに
行きませんでした。ですが、時間通りに下唯野駅に
到着出来ました。下唯野駅から、中出ルート駐車場まではとても長い距離があり、到着まで1時間程かかりました。その日は駐車場でテントを張り、テント泊しました。
4月27日は、4:00に起床して、前日に買っておいた
コンビニのパンやおにぎりを食べて出発しました。
雨が降っている中でのテントの片付けはとても大変でした。駐車場を出発すると、しばらくアスファルトの道が続き、登山口からようやく砂利道が見えてきました。シャクナゲ平まではずっと登りの坂道となっており、体力的にもキツいものがありました。
シャクナゲ平での休憩では写真のように、4月25日に用意した半生和菓子、柿ピー、ドライフルーツを
水筒に詰め込んだものを食べていました。このほか
ゼリー飲料も、登山の行動食としては適切とされています。シャクナゲ平を少し進んだあたりから、
それまで降り続いていた雨が雪に変わり、それに伴って地面も凍りついた雪が現れました。今回は、登山用の速乾性の上下下着と、レインウェアのみを着ていたのでとても寒かったです。せっかく買った中着やダウンを持って行かなかったのはとても大きな失態でした。それから頂上までアイゼン、ピッケル
ロングスパッツ無しで登りました。雪を踏みしめるとすぐに雪が崩れてきたので、とても怖かったです。
頂上からの眺めは、雪が痛いほど降り続いていたり
ガスっていたため、近くの山が見えるほどの良い景色ではありませんでした。頂上からシャクナゲ平までの下り道は、流石に危ないのでアイゼン、ピッケル、ロングスパッツを装着し降りて行きました。
アイゼンを付けたり外したりするのに時間をとられ
コースタイムよりも遅れ気味となってしまいました。今度はシャクナゲ平から30ほど離れたところで休憩を取りました。その時に、手袋まで外してしまったため、その後の下り道で転びそうになった時に手が泥だらけになり、勝原ルート駐車場で手を見たときは、泥が乾き、ゴーレムの手のようになっていました。勝原ルート駐車場に到着した後すぐに、近くのトイレで登山靴、レインウェアなどの泥だらけの物をリュックサックの中にしまい勝原駅に向かいました。九頭竜線は、3時間に1本しか走っていないので、とても長いこと待たされました。福井駅から、徒歩15分ほどのところにある温泉でのんびりし、着替えも済ませ、名古屋駅行きのバスに乗り込みました。とても長い2日間となりましたが、なんとか登りきれて嬉しかったです。
お読みいただきありがとうございました。